「元気がない」「食欲がない」という症状で猫ちゃんが来院されました。
検査の結果、尿管閉塞(尿の通り道である尿管が詰まっている状態)が確認されました。
尿管閉塞は、腎臓の機能低下や急性腎不全につながる可能性がある、緊急性の高い疾患です。
特に、おしっこが出ない状態が半日〜数日続くと血液中のカリウムが上昇し、不整脈を起こして命に関わります。

内科的治療での改善が難しい場合、外科的な対応が必要となります。
本症例においても、内科治療では改善が乏しく、緊急的に尿管バイパス設置手術を実施しました。
手術後は尿の流れが改善し、腎機能も安定、現在は良好に経過しています。
尿管閉塞は、早期診断と適切な治療選択が非常に重要です。
「元気がない」「食欲がない」「おしっこが出ていない」等の症状に気づいた際は、お早めにご相談ください。
札幌市白石区北郷2条13-3-20
札幌総合動物病院きたごう院